【3月3日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のRBライプツィヒ(RB Leipzig)は2日、前週末のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)戦を観戦に訪れていた日本人グループを、新型コロナウイルスを懸念して会場のレッドブル・アリーナ(Red Bull Arena)から追い出したことを謝罪した。

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 ライプツィヒは発表文の中で、警備員は「潜在的なリスクを理由に特定のグループ」に対する「チェックの強化を指示されていた」とした上で、「この件に関して大きな不安がある中、遺憾にもわれわれの側に過ちがあった」「謝罪したい」と記した。また、次のホームゲームに招待するため、20人と伝えられている日本人グループに連絡を取ろうとしていると続けた。

 近隣のイタリアほど事態は深刻でないものの、ドイツにおける新型コロナウイルスの感染者数は1日から2日にかけ、129人から157人に増加。さらに、新型コロナウイルス感染症は全16州中10州に広がっており、感染者の半数以上が、最も人口が多いノルトライン・ウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州で確認されている。

 レバークーゼンと1-1で引き分けたライプツィヒは、ブンデスリーガの順位表で首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と3ポイント差の2位につけている。(c)AFP