【2月26日 AFP】米大リーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)は25日、主戦投手のルイス・セベリーノ(Luis Severino)が肘の負傷でシーズン絶望となることを発表した。

 ブライアン・キャッシュマン(Brian Cashman)ゼネラルマネジャー(GM)が、セベリーノは右肘の内側側副靱帯(じんたい)の部分断裂と診断され、靱帯を再建するトミー・ジョン(Tommy John)手術が必要になるため2020年シーズンを全休すると発表した。2021年シーズンの前半も戻って来られない可能性がある。

 現在26歳のセベリーノは、最後の公式戦登板となった2019年10月のア・リーグ優勝決定シリーズ以降、右前腕に痛みを抱えており、24日にニューヨークで今回の診断が下された。そして担当医師2人がどちらも手術を勧めたため、新シーズンは完全に離脱することが決まった。

 2017年と2018年の2年間で33勝14敗、防御率3.18の見事な成績を残したセベリーノだが、昨シーズンは度重なる負傷でほとんど登板機会がなく、ポストシーズン直前の9月にようやく復帰していた。(c)AFP