【2月22日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は21日、第23節が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は3-2でSCパーダーボルン07(SC Paderborn 07)を下した。

 チェルシー(Chelsea)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)決勝トーナメント1回戦を前にした一戦でバイエルンは、GKマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)のミスを2ゴールを挙げたロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が帳消しにし、2度追い付かれながらも最下位のパーダーボルンに辛勝した。

 バイエルンは26分にサージ・ナブリー(Serge Gnabry)が先制ゴールを決めたものの、前半終了間際にノイアーがタイミングを誤ってペナルティーエリアから飛び出ると、パーダーボルンのデニス・スルベニー(Dennis Srbeny)にそこをつかれて同点ゴールを許した。

 ノイアーはこのプレーを「レッドカードになってしまうから、彼にぶつかることが気がかりになった。あちらが先にボールに触れるような感じがして、あんな見た目になった。これも自分のプレースタイルで、起きてしまうんだ」と振り返った。

 バイエルンは70分にレワンドフスキが勝ち越しゴールを決めたものの、残り15分で今度は緩い守備からスベン・ミシェル(Sven Michel)に再び同点ゴールを許した。

 それでも時間が残されていたバイエルンは、ナブリーの見事なクロスに最後はレワンドフスキが合わせて決勝点を決めた。

 レワンドフスキはこれでリーグ戦トップの今季25得点を記録しており、敵地ロンドンで25日に行われるチェルシー戦でも自身が重要な存在になることを示した。(c)AFP/Ryland JAMES