【2月15日 AFP】米国とアフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は、アフガニスタン全域における7日間の暴力削減期間を設けることで合意した。米高官が14日、明らかにした。米政府は、この合意が全面的な和平協定につながることを期待している。

 ドイツで開催されているミュンヘン安全保障会議(Munich Security Conference)で、匿名を条件に取材に応じた米高官は、暴力削減期間はまだ開始していないものの「非常に近いうちに」始まると述べた。

 一方、タリバン側は14日に同期間が開始すると示唆している。

 米高官によると、タリバンが合意を順守するよう米軍が暴力削減を監視する。米軍はアフガニスタンに兵士約1万2000~1万3000人を駐留させている。(c)AFP