【2月4日 AFP】中東クウェートでは、たんぱく質が豊富で食用に適したイナゴが一部の人々から珍味として好まれている。焼いたり乾燥させたりして食べられており、主に高齢者層で根強い人気を誇る。

 だが一方で、若者たちの間ではあまり人気がない。カリカリとした食感や見た目に嫌悪感を抱く人が多く、ある20代の男性は、「イナゴを食べようなんて思ったことは一度もない。いろいろな種類の肉があるのに、どうして昆虫を食べる必要があるのか?」と話した。

 世界各地で食べられているイナゴだが、クウェートでは消費量が減少している。

 映像は1月27日撮影。(c)AFP/Salima LEBEL