【2月4日 AFP】五輪で二つの金メダルを獲得しているアルペンスキーの女王ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)は3日、父ジェフ(Jeff Shiffrin)さんが亡くなったことを明かした。65歳だった。

 長年にわたり母親の指導を受けている24歳のシフリンは、ツイッター(Twitter)で「心優しくて愛情深く、思いやりがあり、寛容で最高の父の予期せぬ死に、私たち家族は想像を絶する悲しみに打ちひしがれている」とつづった。

 シフリンは、前週ロシアで行われた2019-20アルペンスキーW杯の高速系種目を欠場し、トレーニングに専念していると話していた。

 米国スキー&スノーボード協会(USSA)は、「ミカエラはコロラドに残る予定で、現時点でW杯への復帰は未定」と発表している。

 W杯総合4連覇を目指すシフリンは今シーズン全40戦中22戦を終えた現在、2位のフェデリカ・ブリニョネ(Federica Brignone、イタリア)に270ポイント差をつけ総合首位に立っている。

 女子のアルペンスキーW杯は今週末、ドイツ・ガルミッシュパルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)で滑降の2戦と、スーパー大回転が行われる。(c)AFP