【1月27日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は26日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は6-3、1-6、6-4で第18シードのアリソン・リスケ(Alison Riske、米国)に勝利し、準々決勝へ駒を進めた。

 世界ランキング1位のバーティは危ない場面を切り抜け、母国の建国記念日「オーストラリア・デー(Australia Day)」に会場に集まったファンを沸かせた。準々決勝では、前回大会の同じラウンドでストレート負けした第7シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と激突する。

 連覇を狙った大坂なおみ(Naomi Osaka)やセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)らトップ10シードのうち6人が3回戦で姿を消し、バーティにとっては視界が開けてきたが、まずは昨年大会で最終的に準優勝したクビトバという難敵を乗り越えなければならない。

 両者は昨シーズンに5度対戦し、クビトバが最初の2試合に勝利した後、バーティが3連勝を収めた。

 昨年の対戦から何が変わったかと聞かれた23歳のバーティは、「経験が増えた。あれからペトラとは何回か対戦した」「ここ何回かの対戦では、戦術面で非常に小さな調整、小さな変更を加えた」と話し、「簡単な試合になることはない。3セットにもつれるかと思う。質の高い相手とのバトルを楽しみにしている」と付け加えた。(c)AFP/Peter STEBBINGS