【1月26日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は25日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第10シードのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)は7-6(7-2)、6-4、6-3のストレートで予選勝者のエルネスツ・ガルビス(Ernests Gulbis、ラトビア)に勝利。ゲームにいらついてぶつけた右手の状態も問題ないと話し、4回戦に向けて状態の良さをアピールしている。

 モンフィスは先日、年末にビデオゲームで遊んでいた際に利き手をベッドのヘッドボードに打ち付け、患部を氷で冷やし、抗炎症薬を使っていることを明かしていた。

 しかし本人はガルビス戦の後、「問題ない。これで2週目に行けたし、素晴らしいテニスができている」「ATPカップ(ATP Cup 2020)でも問題はなかった。ここで1か月練習ができたし、本当に順調だった。痛めたと言ったことは一度もないよ」とコメントしている。

 モンフィスはけがをして以来、国別対抗戦のATPカップで2試合に出場し、自身初の四大大会(グランドスラム)制覇を目指す全豪では、3試合に勝利してベスト16に残っている。

「自分はこのスポーツが大好きだ。毎朝グランドスラム初優勝という目標とともに目を覚ますのが大好きなんだ」と話すモンフィスは、4回戦で第5シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)と対戦する。

「ビッグマッチも大好きだ。それがあるからやる気が持続するし、緊張感を保てるんだと思う。それに、自分ならやれるという強い信念も持ち続けている」 (c)AFP