【1月26日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は25日、女子シングルス3回戦が行われ、元世界ランキング1位のガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)が6-1、6-2で大会第5シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)を破り、4回戦に進出した。

 四大大会(グランドスラム)通算2勝を誇るムグルサは昨年、全仏オープンテニス(French Open 2019)を最後に2試合連続で勝利することができず、現在の世界ランクは32位まで落ちているが、この日はスビトリーナを相手に第1セットをわずか23分で奪うなどして完勝を飾った。

 ムグルサはあっという間の第1セットについて「とても集中して、自分のやるべきことだけを考えていた。すべてが一瞬で自分の方向に転がってきた」と振り返り、「非常に良い試合ができたと思う。彼女をかき乱すことができた」と続けた。4回戦では第9シードのキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)と対戦する。

 同日には第2シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)と第6シードのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)も敗れており、スビトリーナが敗退したことで、女子シングルスでは上位10シードのうち6選手が大会から姿を消したことになった。(c)AFP