【1月26日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は25日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第4シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は地元オーストラリアのアレクセイ・ポピリン(Alexei Popyrin)に6-4、6-3、6-2で快勝し、4回戦へ駒を進めた。

 隙のない内容で初の四大大会(グランドスラム)優勝へ一歩近づいたメドベージェフは、今大会では結果に期待していないとしながらも、「大会に関係なく負ければものすごく悔しい」と話し、「ここで7勝できればと思う。でも非常に難しいだろう」と続けた。

 4回戦では2014年大会覇者のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)と激突する。元世界ランク3位で経験豊富なワウリンカは同日、6-4、4-1とリードしていたところで第19シードのジョン・イズナー(John Isner、米国)が負傷棄権し、16強入りを決めた。

 2017年に膝の手術を受けて以降は本調子に戻っていない第15シードのワウリンカは、「きょうは再び良いプレーができたと思う。自分の動きとプレーには満足している」と振り返り、「またグランドスラムの2週目に戻ってこられて最高の気分」と喜んだ。

 そのほかの試合では、第5シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)が6-2、6-4、6-7(5-7)、6-4で第29シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)に勝利し、ベスト16入りを果たしている。(c)AFP