【1月26日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は25日、第19節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が今季リーグ戦21点目を記録するなど、シャルケ04(Schalke 04)に5-0で快勝。同日フランクフルト(Eintracht Frankfurt)に敗れた首位RBライプツィヒ(RB Leipzig)との勝ち点差を1とした。

 バイエルンのハンジ・フリック(Hansi Flick)監督は、「ライプツィヒの試合に関心はなかった。勝ち点3を取ることが肝心であり、落ち着いて試合をすることが重要だった」とコメントしている。

 前半にレワンドフスキとトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)が得点したバイエルンは、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によりその両者の得点が2度取り消されたものの、後半にはレオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)、ティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara)、サージ・ナブリー(Serge Gnabry)がゴールネットを揺らしてシャルケを粉砕した。

 6分に相手GKマルクス・シューベルト(Markus Schubert)がクロスボールの処理を誤ってこぼれたボールをゴールに流し込んだレワンドフスキは、ライプツィヒのティモ・ヴェルナー(Timo Werner)のゴール数を一つ上回り、得点ランクのトップに立った。

 前半アディショナルタイムにミュラーはゴレツカのヘディングの折り返しに走り込んで2点目をマークし、本拠地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)で自身通算100得点目を記録した。

 後半さらに攻勢に出たバイエルンは、50分にゴレツカがボレーで古巣から得点を奪うと、その8分後にはレワンドフスキのお膳立てからティアゴが加点。その後シャルケに反撃を許したものの、最後はけがから復帰したナブリーが5点目を奪った。

 ユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督率いるライプツィヒは、「ずさんな」パフォーマンスで昨年10月以来となる黒星を喫した。

 ライプツィヒは2月1日の次節で3位のボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)をホームに迎え、同9日にはアウェーのバイエルン戦を控えるなど厳しいスケジュールが続く。

 後半にアルマミ・トゥーレ(Almamy Toure)とフィリップ・コスティッチ(Filip Kostic)にゴールを許したライプツィヒは、公式戦14試合ぶりの敗戦となった。

 また、メンヘングラッドバッハは3-1でマインツ05(Mainz 05)に逆転勝利し、3位の座を守っている。(c)AFP/Ryland JAMES