【1月22日 AFP】22日に行われた全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)の女子シングルス2回戦に勝利した大会第3シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)が、試合中にいら立ち紛れにラケットを蹴飛ばしたことについて、「ちょっと子どもっぽかった」と認めた。

 前回女王の大坂は強風にうまく対応し、6-2、6-4で中国の鄭賽賽(Saisai Zheng、ジェン・サイサイ)からストレート勝利を収めた。しかし相手の守りにフラストレーションをため、第2セットの序盤にブレークを許すと感情が爆発。ラケットを投げて蹴飛ばし、さらにボールも投げて再びラケットをコートにたたきつけ、ベンチでは顔をタオルで覆った。

 このことについて、大坂は「ラケットが魔法みたいに手から飛んでいった」と話し、いたずらっぽく笑った。

「抑えきれなかったし、それが私のフラストレーションの発散の仕方なんだと思う」「ちょっと子どもっぽかった。1試合を通して、ラケットを投げたり、蹴ったりしないでプレーできるようにしたい。それだけが目標」

 大坂は3回戦で、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)でも対戦した15歳の新鋭コリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)の挑戦を受ける。(c)AFP