【1月22日 AFP】英国の伝説的ロックミュージシャン、オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne、71)が、パーキンソン病で闘病中であることが21日明らかになった。その中で、ここ1年の身体状態は「ショック」だと表現した。

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 オズボーンは昨年初めに自宅で転倒した際、パーキンソン病と診断されたという。この転倒で首の手術を受けたが、それによってさらに神経が損傷したという。

 米ABCテレビの番組「グッド・モーニング・アメリカ(Good Morning America)」の中でオズボーンは「自分たちにとってとんでもなく厳しい状況だ」と語った。ただし、死の床についているといううわさは否定したいと述べ、「決してそんなことはない」と語った。

 さらに「今は前より気が楽になったので、パーキンソン病だという事実を明らかにした。自分のために彼ら(ファンたち)が諦めないでいてくれることを願うばかりだ。自分は彼らを必要としている」と述べた。

 オズボーンは21日にはツイッター(Twitter)への投稿で間もなく発表されるニューアルバムの楽曲の歌詞を引用し、「色があせていくなかでも私を忘れないでほしい」と記した。

 オズボーンは昨年4月に予定されていた全てのツアーを延期した。現在は5月に北米ツアーが予定されている。

 妻のシャロンさんによると、治療の選択肢をさらに求めて4月にスイスを訪れるという。(c)AFP