【1月22日 AFP】21日にシングルスの1回戦が終了した全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)では、予選勝者のエリオット・ベンシェトリ(Elliot Benchetrit、フランス)が「バナナ男」として批判を浴びた。

 ベンシェトリは予選の試合で、指にテーピングを巻いていたためバナナの皮がむきづらかったのか、ボールガールに渡してむくよう頼み、地元メディアから「バナナ男」のあだ名を頂戴した。

 とはいえ、ジョン・ブロム(John Blom)主審はベンシェトリの行為に感心しなかったようで、自分でむくよう指示。レジェンドのマルチナ・ナブラチロワ(Martina Navratilova)氏もツイッター(Twitter)で「次は何? ブドウ? ジョンは正しいことをした。間違いなくね」とコメントした。

 ベンシェトリはその後、21日の本戦1回戦で杉田祐一(Yuichi Sugita)に2-6、0-6、3-6で敗れて大会から姿を消した。(c)AFP