【1月19日 AFP】2019-20アルペンスキーW杯は18日、スイス・ヴェンゲン(Wengen)で男子滑降第5戦が行われ、地元のベアト・フォイツ(Beat Feuz)が優勝を果たした。

 フォイツがヴェンゲンで行われたW杯の滑降を制すのは2012年、2018年に続き3度目で、1975年から1977年にかけて3勝したオーストリアの伝説的選手、フランツ・クラマー(Franz Klammer)氏に並んだ。

 ミスのない滑りでドミニク・パリス(Dominik Paris、イタリア)を0秒29差の2位、トーマス・ドレッセン(Thomas Dressen、ドイツ)を0秒31差の3位に抑えた32歳のフォイツは、「ヴェンゲンで3回勝利し、歴史に名を刻むことができて最高だ」と喜んだ。

 これで滑降の種目別順位でトップに躍り出たフォイツは、アレクシス・パンテュロー(Alexis Pinturault、フランス)が首位に立つ総合順位でも6位に浮上している。(c)AFP