【1月19日 AFP】テニス、アデレード国際(Adelaide International 2020)は18日、女子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)が6-2、7-5で19歳のダイアナ・ヤストレムスカ(Dayana Yastremska、ウクライナ)を下し、優勝を果たした。

 オーストラリアの女子選手が母国開催の大会を制すのは、2011年のホバート国際(Hobart International 2011)で優勝したジャーミラ・ウルフ(Jarmila Wolfe)氏以来9年ぶり。

 世界ランキング24位の新星ヤストレムスカに90分弱で勝利し、20日に開幕する全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)へ向けて自信を高めた女王バーティは試合後、「今週最も良かったのは苦しみながらもファイトして乗り切り、状況ごと、試合ごとに改善することができた点」と振り返った。

「再びタイトルを狙える位置につけられて本当に良かった。母国でプレーできるのは最高。来週からメルボルン(全豪オープン)で戦うのが待ちきれない」「エキサイティングでまったく新しい大会になる。心を新たにして全豪オープンを迎えないといけない。1回戦が楽しみ」

 全豪オープンではトップシードとして大会初日のナイトセッションに登場し、ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)でウクライナのレシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko)と顔を合わせる。(c)AFP