【1月19日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは18日、第23節の試合が行われ、終了間際にフェルナンジーニョ(Fernandinho)のオウンゴールで追いつかれたマンチェスター・シティ(Manchester City)はクリスタルパレス(Crystal Palace)と2-2で引き分け、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督の49回目の誕生日を勝利で祝うことはできなかった。

 エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)には最後にドラマが待っていた。シティはフェルナンジーニョのオウンゴールでリーグ連覇がさらに遠のき、グアルディオラ監督のパーティームードに冷や水を浴びせた。

 19日にマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と対戦する首位リバプール(Liverpool FC)と2位シティとの勝ち点差は、13となっている。

 シティは昨季ホームでロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督率いるパレスに2-3で敗れており、グアルディオラ監督は「昨季彼らがわれわれを負かしたときも同じだった。そのとき彼らは枠内シュート3本で3点を挙げた」とコメントした。

「(同点ゴールは)避けなければならない得点だ。ウィルフレッド・ザハ(Wilfried Zaha)を走らせてはいけない。決断も集中力もあったが、それは誤った決断だった」「ああいう状況ではカウンターをさせてはならない。われわれはその問題を解決し改善していく」

 パレスは39分、エバートン(Everton)から期限付きで移籍後初めて先発したジェンク・トスン(Cenk Tosun)のゴールで先制したが、シティは82分にセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)の得点で同点とした。アグエロはシティで360試合に出場して250得点目を記録している。

 さらにシティは87分、ベンジャミン・メンディ(Benjamin Mendy)のクロスにまたもアグエロが合わせて逆転に成功したが、90分にフェルナンジーニョがザハのクロスを自らのゴールに流し込んでしまい追いつかれ、リーグ戦の連勝は3で止まった。(c)AFP/Steven GRIFFITHS