【1月17日 AFP】テニス、アデレード国際(Adelaide International 2020)は16日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は、昨年の全仏オープンテニス(French Open 2019)決勝で対戦した第8シードのマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)を6-3、6-3で退け、4強入りを果たした。

 初開催となったメモリアル・ドライブ・パーク(Memorial Drive Park)での大会でバーティは、左手首の故障により約半年ぶりの大会出場となったボンドロウソバを圧倒し、地元ファンを沸かせた。

 1ブレークを奪って第1セットを先取したバーティは、第2セットはボンドロウソバに4度ブレークポイントを許しながらも第8ゲームをキープし、骨を折りながらも勝利を収めた。

 試合後にバーティは「プレーはだんだんと良くなっていると思う。自分のゲームでもう少し冷静になれたかもしれないけど、自分にとって良い機会をつくり出すという点ではそれでも良かった」

 準決勝でバーティは、ダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)との対戦が決定。コリンズは第4シードのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)に6-3、6-1で勝利した。

 全仏制覇時にもコリンズと対戦しているバーティは、次戦での決闘を予想している。

「ダニエルは並外れたボールの打ち手で、試合を先取りすることができる。とてもアグレッシブなプレーをするから、あした(17日)はランニングシューズを履く必要があるかもしれない」 (c)AFP