【1月17日 AFP】20日に開幕する四大大会(グランドスラム)の今季初戦、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は16日、女子シングルスのドローが発表され、前回女王の大坂なおみ(Naomi Osaka)は、四大大会(グランドスラム)通算24回目のタイトル獲得を目指すセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)と準々決勝で激突する可能性がある組み合わせとなった。

 大会第3シードにつける大坂は、タイトル連覇に向けてチェコのマリー・ボウスコバ(Marie Bouzkova)との大会初戦を迎える。

 マーガレット・コート(Margaret Court)氏に並ぶグランドスラムのシングルス最多勝利記録を狙う第8シードのセレーナは、1回戦で世界ランク90位のアナスタシア・ポタポワ(Anastasia Potapova、ロシア)を迎え撃つことになった。

 セレーナは前週のASBクラシック(2020 ASB Classic)で3年ぶりにツアータイトルを獲得し、その流れで全豪に突入。今回は自身8回目の大会制覇に加え、グランドスラムでは2017年の全豪以来の優勝を目標に定めている。

 一方、セレーナの姉ヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)は、若手のホープ、コリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)との注目の一戦に臨む。このカードの勝者は、3回戦で大坂と対戦する可能性がある。

 全仏オープンテニス(French Open 2019)女王で第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は、1回戦の相手がウクライナのレシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko)に決定。順当にいけば、準々決勝では昨年大会のファイナリストで第7シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と顔を合わせるとみられる。

 第4シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は、初戦でジェニファー・ブレイディ(Jennifer Brady、米国)という厳しいカードを引き当てた。ブレイディは前週のブリスベン国際(Brisbane International 2020)で、バーティとマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)を撃破した。

 第2シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)は、1回戦でクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic、フランス)と対戦する。(c)AFP