【1月16日 AFP】サッカーイタリア杯(Italian Cup 2019-20)は15日、5回戦が行われ、ユベントス(Juventus)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が副鼻腔炎で欠場したものの、ホームでウディネーゼ(Udinese)を4-0で下した。

 ユベントスは16分、素早い連続ワンツーからパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)が前方に浮き球のパスを送ると、これを胸で落としたゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)がシュートを蹴り込んで先制点をマークした。

 その後、フェデリコ・ベルナルデスキ(Federico Bernardeschi)がペナルティーエリア内でウディネーゼGKに倒されると、このPKをディバラが決め、ユベントスは26分でリードを2点に広げた。

 ディバラは58分にもエリアの右端からループシュートを沈めてスコアを3-0にすると、60分にはドウグラス・コスタ(Douglas Costa)がPKを成功させ、ユベントスは快勝で8強入りを果たした。

 またズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)を温存したACミラン(AC Milan)も、ホームでSPALに3-0で勝利。

 20分、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)への移籍が間近に迫っていると報じられているクシシュトフ・ピョンテク(Krzysztof Piatek)が相手DFの背後にうまく抜け出し、先制点をマークした。

 ミランは前半終了間際、サム・カスティジェホ(Samuel 'Samu' Castillejo Azuaga)が左足でカーブのかかった正確なシュートをファーサイドに流し込むと、66分にはオーバーラップしたSBのテオ・エルナンデス(Theo Hernandez)がエリアの外側から強烈な左足のミドルシュートを突き刺した。

 他の試合では、フィオレンティーナ(Fiorentina)が退場者を出しながらもアタランタ(Atalanta)を2-1で下し、準々決勝に駒を進めている。(c)AFP