【1月16日 AFP】サッカーU-23ドイツ代表のシュテファン・クンツ(Stefan Kuntz)監督は15日、東京五輪に向けた50人強の候補メンバーリストを提出し、その中には昨年3月にA代表を構想外になったFWトーマス・ミュラー(Thomas Muller)とDFマッツ・フンメルス(Mats Hummels)が含まれていることが分かった。

 東京五輪の男子サッカーには23歳以下のチームが出場するが、各国は24歳以上の選手を3人まで加えることができ、ドイツの登録メンバーは6月に発表されることになっている。

 2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)で重要な役割を担い、チームの優勝に貢献した30歳のミュラーと31歳のフンメルスは、W杯ロシア大会(2018 World Cup)でチームがグループステージ敗退後、昨年3月にヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督から構想外であることを通告されていた。

 ドイツサッカー連盟(DFB)はまた、選手たちは6月12日から7月12日まで行われる欧州選手権(UEFA Euro 2020)と7月24日から8月9日まで開催される東京五輪の両方には出場できないことも明記した。

 ドイツは欧州選手権で、世界王者のフランスや現欧州王者のポルトガルと同じグループFに入っている。(c)AFP