【1月9日 AFP】スイス西部ローザンヌ(Lausanne)で9日に開幕する2020年冬季ユース五輪(Winter Youth Olympic Games)で、開会式に出演予定だったフィギュアスケーターが練習中に事故で負傷し、命に関わるけがをしたことが分かった。スイスの警察当局が8日、明らかにした。

 負傷したのはドイツ在住のロシア人女性スケーター(35)で、開会式会場のボードワーズ・アリーナ(Vaudoise Arena)で最終調整中に5メートルの高さから氷の上に落下した。

 警察によると、このスケーターは空中につり下げられた状態で、アリーナの天井に設置された動力システムに引っ張られて移動中に落下。「深刻な負傷」で病院に搬送されたが「命の危機にある」という。(c)AFP