【1月5日 AFP】2019-20スキージャンプW杯は4日、オーストリアのインスブルック(Innsbruck)で伝統のジャンプ週間(Vierschanzentournee)第3戦を兼ねた個人第10戦が行われ、ノルウェーのマリウス・リンビク(Marius Lindvik)が2連勝を飾った。

 1日にドイツのガルミッシュパルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)で行われたジャンプ週間第2戦でヒルレコードに並ぶ143.5メートルの飛躍を見せてW杯初優勝を飾っていたリンビクは、この日も1本目に133メートルの大飛躍を記録。合計ポイント253.3点で優勝を果たし、ジャンプ週間の総合順位で2位に浮上した。

 リンビクとわずか1.3点差で2位に入ったポーランドのダヴィド・クバッキ(Dawid Kubacki)が総合争いで首位に順位を上げ、3位には合計249.3点のノルウェーのダニエル・アンドレ・タンデ(Daniel-Andre Tande)が続いた。

 連覇を狙う小林陵侑(Ryoyu Kobayashi)は合計229.8点で14位に終わったものの、独オーベルストドルフ(Oberstdorf)での初戦を制しており、ジャンプ週間総合4位でタイトル獲得の可能性を残している。(c)AFP