【1月2日 AFP】オーストラリアの森林火災の刺すような臭いの煙が1日、ニュージーランドに到達し、通常ならば白いはずの氷河を茶色に変えた。ソーシャルメディアへの投稿で2日、明らかになった。

 ニュージーランド気象庁(MetService)はツイッター(Twitter)に、「タスマン海(Tasman Sea)約2000キロを越えてきた煙が、はっきりと見える」と投稿。最も影響が大きかった地域では、視程が10キロ程度にまで下がったという。

 ミス・ロホ(Miss Roho)というツイッター利用者は、「ここクライストチャーチ(Christchurch)でも焦げ臭い」とツイート。

 さらにレイチェル(Rachel)という女性は、通常ならば純白のフランツジョセフ氷河(Franz Josef glacier)が茶色くなった写真を投稿した。

 コメディアンのジェマイン・クレメント(Jemaine Clement%)さんは、金色になった太陽の写真を投稿。「ニュージーランドの至る所でオーストラリアの森林火災の煙によって、こんな奇妙な太陽になっている」とコメントした。(c)AFP