【12月15日 AFP】バドミントン、BWFワールドツアーファイナルズ(BWF World Tour Finals 2019)は14日、中国・広州(Guangzhou)で男子シングルス準決勝が行われ、世界ランキング1位の桃田賢斗(Kento Momota)は21-17、21-12で台湾の王子維(Tzu-wei Wang)を下し、決勝進出を決めた。

 今年、世界バドミントン選手権大会(TOTAL BWF World Championships 2019)をはじめ、アジア選手権(Badminton Asia Championships 2019)、全英オープン(YONEX All England Open Badminton Championships 2019)で優勝するなど圧巻のシーズンを送っている桃田は、決勝でインドネシアのアンソニー・ギンチン(Anthony Sinisuka Ginting)と対戦する。

 世界ランク8位のギンチンは、中国のチェン龍(Long Chen、チェン・ロン)を21-15、21-15で倒して決勝進出。しかし、今季11個目のタイトルを目指す桃田は、ギンチンとの直接対決で過去14戦10勝の成績を誇り、決勝では圧倒的優勢とみられる。

 女子シングルス準決勝に登場した奥原希望(Nozomi Okuhara)は世界1位の戴資穎 (Tzu Ying Tai、タイ・ツーイン、台湾)に15-21、18-21、山口茜(Akane Yamaguchi)は同2位の陳雨菲(Yufei Chen、チェン・ユーフェイ、中国)に18-21、9-21でそれぞれ敗れ、決勝進出はならなかった。(c)AFP