【12月13日 AFP】カナダ出身の俳優キアヌ・リーヴス(Keanu Reeves、55)が主演を務める人気シリーズ「マトリックス(Matrix)」と「ジョン・ウィック(John Wick)」の続編が米国で2021年5月21日に同時公開される予定であることから、この日を「キアヌ・リーヴスの日」にしようというファンの動きが広がっている。

 両作品はファン待望の新作だが、第4弾となる「マトリックス」新作は米映画大手ワーナー・ブラザース(Warner Bros)、同じく第4弾となる「ジョン・ウィック」の新作はライオンズゲート(Lionsgate)と競合他社が配給であることから、公開日が同じになったのは偶然とみられている。

 どちらかの公開日が変更される可能性もあるが、それでも筋金入りのファンたちはソーシャルメディア上で興奮を分かち合っている。あるツイッター(Twitter)ユーザーは、5月21日を「キアヌ・リーヴスの日として国民の休日にしよう」と投稿している。

 キアヌ・リーヴスの人気は近年急上昇しており、その人気の再燃ぶりはキアヌの名と文芸復興を意味するルネサンスをかけて「キアヌサンス(Keanuaissance)」とも呼ばれている。また、リーヴスはハリウッド(Hollywood)的なライフスタイルを否定していると認識されており、その気取らない振る舞いでも称賛を集めている。

 米誌ニューヨーカー(The New Yorker)は今年6月、「この世界にキアヌ・リーヴスはもったいない(Keanu Reeves Is Too Good For This World)」と題した記事を掲載している。(c)AFP