【12月13日 AFP】ニュージーランド北部沖のホワイト島(White Island、マオリ名:ファカアリ、Whakaari)の火山噴火で、同国軍は13日、6人の遺体を収容した。

 再噴火の恐れがある中での収容活動は夜明けとともに開始され、最寄りの町ファカタネ(Whakatane)から軍のヘリコプター2機が飛び立った。9日に起きた噴火では、少なくとも16人が死亡し、多数が重傷を負った。

 警察は活動開始から5時間後、「6人の遺体がホワイト島で収容され、現在は哨戒艦ウェリントン(HMNZS Wellington)に安置されている」と発表。残る2人の遺体の捜索が続けられているという。

 映像前半はホワイト島と、島に向けて飛び立った軍のヘリコプター。テレビ・ニュージーランド(TVNZ)が13日撮影・提供。後半は島からファカタネの空港に帰ってきた犠牲者の遺族。13日撮影。(c)AFP/Marty Melville / with Neil Sands in Wellington