【12月12日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は11日、グループA第6節が各地で行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が1得点2アシストと活躍し、ホームでガラタサライ(Galatasaray)を5-0で下した。

 PSGは前半、マウロ・イカルディ(Mauro Icardi)とパブロ・サラビア(Pablo Sarabia)がゴールを挙げると、チャンピオンズリーグで1年ぶりの先発復帰を果たしたネイマールが後半開始直後にチームの3点目を奪った。

 その後、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が追加点をマークすると、終盤には途中出場のエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)もPKを決め、すでに首位通過を決めていたPSGは勝ち点を16にまで伸ばした。

 同組の他の試合では、レアル・マドリード(Real Madrid)がロドリゴ(Rodrygo Silva de Goes)、ビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)、ルカ・モドリッチ(Luka Modric)のゴールでクラブ・ブルージュ(Club Brugge)に3-1で勝利。勝ち点11の2位通過となり、好調のままグループステージでの戦いを終えた。

 しかしこの日最も大きな印象を残したのは、けがを乗り越えてチャンピオンズリーグの舞台で1年ぶりに先発復帰を果たしたネイマールだった。

 PSGのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、3-1で勝利した4日前のモンペリエ(Montpellier HSC)戦でも輝きを放ったネイマールについて、「非常に難しい一戦となったモンペリエとのアウェーゲームでも、すでにとても重要な存在だった。彼はあの試合で決定的な働きを見せ、今も良くなっているところ」とコメントした。

「彼はボールを持っていないときも必死にプレーしている。前進しているし、本調子を取り戻しつつある。今の彼なら簡単にスピードを上げられる。とても良かった」

 今大会で1ゴールしか奪えなかったガラタサライは、結局2ポイントしか挙げられずにブルージュを下回る4位になったため、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)に進むこともできなかった。(c)AFP/Andy SCOTT