【12月14日 CNS】中国・国家インターネット情報弁公室によると10日、『ネット情報サービス規定違反』および『海外企業とのネット提携に関する規定違反』により、画像データベースを運営する「視覚中国(Visual China Group)」と「IC photo」の2社の責任者を呼び出し、即刻、違反行為を停止し、全面的に徹底改善をするよう命じた。

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「視覚中国」に対しては、国家インターネット情報弁公室と地方の天津市(Tianjin)、江蘇省(Jiangsu)、北京市の同弁公室が共同で対応し、「IC photo」に対しては、国家インターネット情報弁公室の指導の下で上海市の同弁公室が対応した。

 上記の2企業の責任者は、遅滞なく完全に要求を実行し、真剣に改善に取り組み、ウェブサイトは即日、サービスを停止することを表明した。

 地方の同弁公室の責任者によると「視覚中国」と「IC photo」は、インターネットに関する法律規定と管理要求に反し、許可を取得せず、ネット情報サービスを提供し、安全評価を未実施のままで、海外企業とネット情報サービスに関する提携を行い、インターネット秩序に重大な混乱を与えたとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News