【12月9日 AFP】2019-20アルペンスキーW杯は8日、カナダのレイクルイーズ(Lake Louise)で女子スーパー大回転第1戦が行われ、ビクトリア・レベンスブルク(Viktoria Rebensburg、ドイツ)が初戦を制した。

 大回転で五輪の金メダルを獲得している30歳は、積極的な滑りで1分20秒00を記録。W杯のこの種目ではキャリア通算4勝目を挙げた。

 終盤に追い込んだニコル・デラーゴ(Nicol Delago、イタリア)が1分20秒35で2位に食い込んだことで、コリーヌ・スッター(Corinne Suter、スイス)が3位となり、ステファニー・ベニエール(Stephanie Venier、オーストリア)は4位で表彰台からはじき出された。

 それ以上に残念なレースになったのが米国のスター、ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin)で、最終区間で悔やまれるミスを犯し、1分21秒18で10位に終わった。

 それでもシフリンは、合計472点で年間総合順位のトップに立っている。勝利したレベンスブルクが235点で2位に浮上した。(c)AFP