【12月8日 Xinhua News】ミャンマーのウィン・ミン(Win Myint)大統領は7日、首都ネピドーで中国の王毅(Wang Yi)国務委員兼外交部長と会見した。

 王毅氏は次のように表明した。中国とミャンマーは山河連なる友好的隣国だ。1千年の相互往来によってわれわれは離れることのできない「バウッポー」(ビルマ語で同胞の意)の情義を結び、国際情勢の変化によってわれわれは苦楽を共にする運命共同体となった。両国は平和共存5原則を提唱、実践し、国と国の対等処遇と互恵協力の手本を築いた。中国はミャンマーが自らの国情にかなった発展の道を歩み、国際舞台で正当な権益と国家の尊厳を守り、発展・安定の大局の擁護に努めることを断固支持する。われわれもミャンマーが中国の核心の利益と重要な懸念に関わる問題で中国を断固支持していることに感謝する。

 また次のように述べた。来年、両国は国交樹立70周年を迎える。これまでの事業を受け継ぎ、未来を開く重要な年だ。中国はミャンマーとともに両国の協力の成功経験を総括し、今後の発展のビジョンを共同で計画し、一連の祝賀行事を行い、特に両国のハイレベルの行き来を強化し、両国の全面的戦略協力パートナーシップを新たな段階に進め、新時代に進んでいくことを願っている。

 ウィン・ミン氏は次のように述べた。両国の「バウッポー」の情義の歴史は長い。ミャンマーの国の主権と尊厳、経済・社会の発展を守ることに対する中国の長年にわたる支持に感謝する。双方が来年の国交樹立70周年を契機とし、政治面の相互信頼を固め、深め、「一帯一路」共同建設を加速し、経済回廊建設を全面的に進め、経済貿易、教育、衛生などの分野の協力を拡大し、地域・国際問題で協調・連携し、両国の全面的戦略協力パートナーシップの推進で新たな前途を開くことを希望している。中国が引き続きミャンマーが進める和平・和解プロセスを支持することを希望する。(c)Xinhua News/AFPBB News