【11月25日 AFP】コンゴ民主共和国で24日、小型旅客機が離陸時、ゴマ(Goma)周辺の人口密集地に墜落し、23人の遺体が収容された。救助隊員らが明らかにした。

 ゴマの救急当局者はAFPに対し、現時点で最大23人の遺体を収容したと明かした。

 また、ゴマ空港の当局者はAFPに対し、生存者はいないとみていると説明。同市の市長も「複数の遺体が収容されたところだ。(救助)チームが捜索を続けている」と語った。

 墜落したのは、コンゴの航空会社「ビジービー(Busy Bee)」が所有するドルニエ228(Dornier 228)型機。ゴマの北方350キロにあるベニ(Beni)へ向かう予定だったが、ゴマ空港付近の住宅地に墜落したという。

 ビジービーの職員は「乗客17人乗員2人が搭乗していた。午前9時(日本時間同日午後4時)から午前9時10分当たりに離陸した」と話した。

 ビジービーは航空機3機を保有し、北キブ(North Kivu)州の路線を運航している。

 現地のニュースサイト「actualite.cd」は同社の整備士の話として、「技術的な問題」が事故の原因だったと伝えている。

 地上での犠牲者の数はまだ分かっていない。

 映像は墜落現場、24日撮影・提供。(c)AFP