【11月24日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)が、新フォーマットのプレーオフやレギュラーシーズンの短縮、トーナメント方式のカップ戦導入など大規模な改革を検討していることが分かった。米スポーツ専門チャンネルESPNが23日に報じた。

【編集部おすすめ】「忍者スタイル」のヘッドバンド、NBAが禁止に 米報道

 ESPNによると、リーグ側は2021-22シーズンから導入される可能性がある今回の提案について、選手協会(NBPA)と協議しているという。

 中でも目玉となりそうなのはプレーオフのフォーマット変更で、カンファレンスではなくレギュラーシーズンの成績に基づいて準決勝ラウンドのシードを決め直す案が出されており、NBAファイナルで同一カンファレンスのチーム同士が激突する可能性が生まれる。

 またNBAは、全30チームが出場するシーズン中のカップ戦導入についても検討している。ノックアウト方式のカップ戦は以前からアダム・シルバー(Adam Silver)コミッショナーの主導で話題になっていて、実現した場合はレギュラーシーズンの試合数が現行の82から最少で78まで減るとESPNは伝えている。

 これらの改革を進めるにはNBPAの承認が必要だが、合意が得られた場合は来年4月に行われるNBAの理事会で投票が実施されることになる。(c)AFP