【11月24日 AFP】19-20スペイン1部リーグは23日、第14節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は3-1で好調レアル・ソシエダ(Real Sociedad)に勝利した。

 カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)がここ5試合で6ゴール目を挙げる一方、交代で出場したギャレス・ベイル(Gareth Bale)には本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)の観客から激しいやじが浴びせられた。

 セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)のミスから開始わずか110秒でウィリアン・ジョゼ(Willian Jose)に先制点を許したレアルだったが、ベンゼマの得点で前半のうちに追いつくと、後半のフェデリコ・バルベルデ(Federico Valverde)とルカ・モドリッチ(Luka Modric)のゴールで逆転勝利を収めた。

 この日は首位FCバルセロナ(FC Barcelona)が2-1でCDレガネス(CD Leganes)に勝利していたが、12月の「エル・クラシコ(El Clasico)」が近づく中、レアルも同勝ち点の2位をキープしている。

 ベンゼマはこれで今季公式戦のゴール数が12と、ユベントス(Juventus)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の2倍に到達した。また2019年のゴール数という点でも、欧州5大リーグでベンゼマより得点を決めているのは、バルセロナのリオネル・メッシ(Lionel Messi)とバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)しかいない。

 一方、前週のウェールズ代表の試合で、「ウェールズ、ゴルフ、マドリード。この順番だ」と書かれた国旗を手に勝利を喜んだことが物議を醸していたベイルは、ふくらはぎの負傷からようやく復帰してベンチに入ったが、試合前から名前をやじられると、67分に交代で投入された際にも大きな不満の声を客席から浴びた。(c)AFP