【11月12日 AFP】19NFLは11日、第10週の1試合が行われ、シアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)は延長戦終了間際にKジェイソン・マイヤーズ(Jason Myers)が42ヤードのフィールドゴール(FG)を決め、今季無敗を守っていたサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)に27-24で勝利した。

 両チームの守備が輝きを放ち、延長戦では互いに勝機を逃していた中で、NFC西地区のライバル対決は劇的な幕切れを迎え、シーホークスが今季の成績を8勝2敗に更新した。フォーティナイナーズは今季初黒星で8勝1敗に後退したが、シーホークスに0.5ゲーム差をつけて地区首位を維持している。

 24対24の同点のまま第4クオーターを終えた後、延長戦ではフルタイムとなる10分間の戦いの末に勝者が決まった。シーホークスはQBラッセル・ウィルソン(Russell Wilson)が34本中24本のパスを通して合計232ヤードを稼ぎ、1タッチダウンにも成功したが、119投ぶりにインターセプトを喫した際には、シーホークスが暗い雰囲気に包まれる場面もあった。

 対するフォーティナイナーズは、司令塔のジミー・ガロポロ(Jimmy Garoppolo)が46本中24本のパスを通して248ヤードを記録し、こちらもタッチダウン1本にも成功したが、同じく1本のインターセプトも喫した。(c)AFP