【11月7日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は6日、グループC第4節が各地で行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は終盤に右SBを本職とするカイル・ウォーカー(Kyle Walker)がゴールマウスを守る展開になる中、敵地でアタランタ(Atalanta)と1-1で引き分けた。

 サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)での一戦は、ラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)の得点でシティが7分に先制したが、49分にはマリオ・パシャリッチ(Mario Pasalic)にヘディングを決められアタランタに同点とされた。

 シティは先発したGKエデルソン(Ederson Santana de Moraes)がハーフタイムで交代すると、81分には途中出場のクラウディオ・ブラーボ(Claudio Bravo)がヨシプ・イリチッチ(Josip Ilicic)を倒して退場となり、試合は印象的な結末を迎えることになった。

 数分間の混乱の後、シティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、最終的にリヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)を下げ、ブラーボのユニホームを着たウォーカーを投入した。

 ゴールを守ったウォーカーは直後、ルスラン・マリノフスキー(Ruslan Malinovskyi)のFKを辛うじてセーブし、アタランタは残りの時間でアドバンテージを生かすことができなかった。

 この試合で決勝トーナメント進出を決めることができなかったシティだが、勝ち点10で同組の首位に立っており、シャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)とディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)は5ポイントで並んでいる。

 また、シティと引き分けたアタランタはこれがチャンピオンズリーグで初めての勝ち点となった。(c)AFP