【11月5日 AFP】ロシアの税関当局は5日、中国との国境付近で靴の中に金塊約2キロを忍ばせていたロシア人の女を拘束したと明らかにした。女の歩き方が不自然だったために発覚したという。

【編集部おすすめ】機内で日本人死亡、腹部にコカインの包み246個 メキシコ

 当局によると、シベリア(Siberia)東部の税関で職員が「落ち着きがなく、行動が不審だった」若い女に気付き、身柄を拘束したという。

 取り調べを行ったところ「靴のインソールに粘着テープでとめられていた」金塊8塊を発見。重さは計1.9キロ近くあり、推定500万ルーブル(約860万円)超の価値があるという。

 金塊は違法に製造され、必要な書類も用意されていなかった。

 当局は女が中国人の依頼で金を密輸しようとしたとして、刑事事件として捜査を開始した。(c)AFP