【10月29日 AFP】英バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)は28日、横浜国際総合競技場(International Stadium Yokohama)で行われるラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)決勝のイングランド対南アフリカを観戦するために、ヘンリー王子(Prince Harry)が訪日する予定であると発表した。詳細については、今週中に明らかにされることになっている。

 イングランドラグビー協会(RFU)の名誉総裁を務めているヘンリー王子は、ロンドン郊外のトゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)で行われた2015年大会で、優勝したニュージーランドの主将(当時)リッチー・マッコウ(Richie McCaw)氏にウェブ・エリス・カップ(Webb Ellis Cup、W杯の優勝トロフィー)を授与した。

 エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の孫で、メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)とともに南アフリカ訪問から戻ってきたばかりの35歳のサセックス公爵(Duke of Sussex)は、2003年大会の決勝でイングランドが開催国オーストラリアを破った試合もスタンドから声援を送っていた。

 26日に行われたニュージーランドとの準決勝で、イングランドは19-7で見事な勝利を収めて決勝進出を果たし、8年間に及んだオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)のW杯での王朝時代に終止符を打った。(c)AFP