【10月27日 AFP】19-20フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケート・カナダ(Skate Canada International 2019)は26日、女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、4回転ジャンプ3本を成功させたロシアの15歳、アレクサンドラ・トゥルソワ(Alexandra Trusova)がシニアGPデビュー戦で優勝を飾った。紀平梨花(Rika Kihira)は2位に入った。

 トゥルソワは冒頭の4回転で転倒したが、それでも166.62点をマークし、世界最高点を更新する合計241.02点でショートプログラム(SP)首位の紀平、2位の15歳劉永(Young You、ユ・ヨン、韓国)を逆転した。

 トゥルソワは、2011年シーズンのエリザベータ・トゥクタミシェワ(Elizaveta Tuktamisheva、ロシア)以降では最年少のグランプリ女王となっている。

 トリプルアクセルにミスが出た紀平は約10点離れた230.33点で2位、こちらもシニアGPデビューとなったユは3位に入った。(c)AFP