【10月25日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は24日、2018年のNBAドラフトでフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)から全体1位指名を受けたバハマ出身のディアンドレ・エイトン(Deandre Ayton)に対し、禁止されている利尿剤に陽性反応を示したとして、25試合の出場停止処分を科したと発表した。

 NBAが出した短いコメント文では、エイトンが薬物検査で失格となった時期などの詳細は明らかにされなかったものの、処分は25日のデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)戦から開始されるとなっている。

 米スポーツ専門チャンネルESPNがリーグ関係者の情報として伝えたところによると、選手協会(NBPA)側は「意図的でない摂取」に関する労使協定に基づき、処分の軽減や撤回がされた例はあるとして、仲裁に入る意向であるという。

 昨季はルーキーながら1試合平均16.3得点、10.3リバウンドの成績を記録した21歳のエイトンは、23日に本拠地で迎えたサクラメント・キングス(Sacramento Kings)とのシーズン開幕戦で18得点、11リバウンドをマークし、チームの勝利に貢献した。(c)AFP