【10月22日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)は21日、大型新人ザイオン・ウィリアムソン(Zion Williamson)が右膝の関節鏡視下手術を行ったため、間近に迫っている新シーズンの開幕を前に、最大で2か月間の離脱になると発表した。

 ペリカンズは22日、敵地で王者トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)と対戦することになっており、ウィリアムソンのデビューは最大の目玉になるだろうと予想されていた。

 しかし、プレシーズンゲームでは4試合に出場し、平均23.3得点、6.5リバウンド、2.3アシストの好成績を収めていたウィリアムソンのNBAデビューはお預けとなった。

 ペリカンズによれば、今年のNBAドラフトで全体1位指名を受けたウィリアムソンは半月板を損傷し、6週間から8週間は復帰が見込めないという。

 19歳のウィリアムソンはプレシーズン中に調子の良さを見せていたが、痛みが続いたため18日に検査を行うと、この問題を解決するため医師から手術を勧められた。

 ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に所属するレブロン・ジェームズ(LeBron James)以来の大型新人としてNBAファンが期待を膨らませているウィリアムソンは、大学バスケの試合中にナイキ(Nike)のシューズが壊れ膝をねんざしたことで有名だが、今回痛めたのはこのときと同じ右脚となっている。

 ペリカンズのアルビン・ジェントリー(Alvin Gentry)ヘッドコーチ(HC)は18日、記者団に対し、ウィリアムソンは「死んでいない」と述べ、同選手は13日のサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)戦で負傷したようだが、その後も元気だとコメントしていた。(c)AFP