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【10月21日 AFP】米オレゴン州ポートランド(Portland)市にあるパークローズ(Parkrose)高校で今年5月、銃を持ち込み自殺を図ろうとした生徒を職員が思いとどまらせ、銃を取り上げる様子を捉えた防犯カメラの映像が19日、マルトノマ郡地方検察局(Multnomah County Attorney's Office)によって公開された。

 現在19歳の少年は5月17日、精神的に不安定となり、銃弾を1発だけ装填(そうてん)した銃を高校に持ち込んだ。少年は捜査員に対し、自殺するつもりだったと話したという。同校の職員、キーノン・ロウ(Keanon Lowe)さんは、自殺を試みようとした少年を思いとどまらせ、少年から銃を取り上げた。防犯カメラの映像には、ロウさんが銃を手放した少年を抱き寄せる様子が捉えられている。

 少年は銃の所持に関連する2件の罪を認め、今月10日、3年の保護観察処分を受けた。

 映像は高校に設置されていた防犯カメラの映像。帽子をかぶった男性が職員のロウさん。マルトノマ郡地方検察局が19日提供。(c)AFP