【10月20日 AFP】男子テニス、ストックホルム・オープン(Intrum Stockholm Open 2019)は19日、シングルス準決勝が行われ、大会第4シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)は7-5、6-2でラッキールーザーの杉田祐一(Yuichi Sugita)を下し、ツアー初の決勝進出を果たした。

 世界ランク34位のシャポバロフは、決勝でフィリップ・クライノビッチ(Filip Krajinovic、セルビア)と対戦する。クライノビッチは第5シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)に4-6、6-3、6-3で勝利し、決勝に駒を進めた。

 今季4度目、通算8度目の準決勝を戦った20歳のシャポバロフは、世界ランク129位の杉田を寄せ付けなかった。

 これまであと一歩のところで決勝進出を逃した試合がいくつかあった中で、「自分は何度も準決勝を経験していたので、初めて決勝に進むことができてとても興奮している」と喜んだ。

「これまでは運が悪く、準決勝ではタフな試合がいくつもあった」「一方で、準決勝進出はいい兆候でもある。遅かれ早かれ勝てる日が来ると分かっていたので我慢し続けた」

 一方、通算3度目の決勝の舞台に立つ世界ランク60位のクライノビッチは、シャポバロフと同じくツアー初優勝を目指す。(c)AFP