【10月18日 AFP】パキスタンを訪問中の英国のウィリアム王子(Prince William)と妻のキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)は17日、ラホール(Lahore)から首都イスラマバードに向かうはずが、荒天のため搭乗機が空港に着陸できず、ラホールに引き返して予定外の一晩を過ごすというハプニングがあった。イスラマバードには翌18日に戻ったという。同行の記者らが明らかにした。

 同機に搭乗していた英国の王室記者らによると、ウィリアム王子夫妻が乗った飛行機はイスラマバードで2回着陸を試みたものの最終的に断念し、2人はラホールに戻って1泊せざるを得なかったという。

 この件に関して英王室からの発表はないが、10月のイスラマバードには珍しくない激しい雷雨の中、英空軍のパイロットが1時間にわたって周回し着陸を目指したが、ついに諦めて出発地に帰ったとされる。

 夫妻は同日このフライトに先立ち、クリケットをしたり、孤児院やがん専門病院、世界最大規模のモスク(イスラム礼拝所)であるバードシャーヒーモスク(Badshahi Mosque)を訪問したりと、多くの予定をこなしていた。

 18日、イスラマバードの軍用犬センターを訪れた後、午後帰途に就く予定。(c)AFP