【10月17日 AFP】米国のマイク・ペンス(Mike Pence)副大統領は17日、トルコの首都アンカラを訪れ、レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領と会談した。トルコがシリアでクルド人勢力に対して行っている軍事行動の中止を求めたとみられるが、トルコ側は国際社会からの圧力に反発している。

 エルドアン大統領は前日16日、トルコによる軍事作戦の続行を明言。この軍事作戦の展開は、米軍がシリア北部から撤退したことに便乗した動きで、これにより多数が死亡し、避難民は数十万人単位に上っている。

 ペンス氏には、マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官をはじめ、米政府高官らが同行した。

 一方シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領は17日、トルコによる軍事作戦について「われわれが手にしているあらゆる正当な手段を用いて」これに対抗すると述べた。(c)AFP