【10月15日 AFP】米二輪車メーカー、ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)は14日、電動二輪車「ライブワイヤ(LiveWire)」の生産・出荷を一時停止したと発表した。

 ライブワイヤは、ハーレーが製品ラインアップ多様化の一環として2014年に開発を発表した車種で、同社ウェブサイトによると、北米、西欧で3万ドル(約320万円)前後での販売が予定されている。

 同社は「先ごろ実施した最終品質検査において基準に満たない状態を発見し、生産・出荷を停止するとともに、追加の検査を開始した」と明らかにした。生産再開の時期には触れていない。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、充電に関する問題が見つかったと伝えている。

 米ウィスコンシン州ミルウォーキー(Milwaukee)に本社を置くハーレーダビッドソンは、顧客基盤の高齢化と製品ラインアップのマンネリ化を解消しようとする中、若い顧客を取り込むため電動車種の生産に着手している。(c)AFP