【10月15日 AFP】女子テニスの最新世界ランキングが14日に発表され、前週のオーストリア・レディース・リンツ(Upper Austria Ladies Linz 2019)を制した米国の神童コリ・ガウフ(Cori Gauff)が39ランクアップし、71位に浮上した。

 世界ランク110位で同大会を迎えたガウフは、予選で敗れ早々に大会から姿を消すはずだったが、ラッキールーザーとして辛くも本戦入り。するとそのまま勝ち上がり、決勝では2017年の全仏オープン(French Open 2017)女王エレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を下してツアー初優勝を飾った。

 2018年末の世界686位から急上昇を果たしている15歳のガウフは、今週行われるルクセンブルク・オープン(BGL BNP Paribas Luxembourg Open 2019)で再び好結果を残せば、トップ50入りも見えてくるかもしれない。

 またトップ20に変動はなく、アシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)が首位の座を守り、大坂なおみ(Naomi Osaka)は3位を維持した。

 最新WTAランキングは以下の通り。

1位:アシュリー・バーティ/7096ポイント
2位:カロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)/5940ポイント
3位:大坂なおみ/5621ポイント
4位:エリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)/5495ポイント
5位:ビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)/5041ポイント
6位:シモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)/4962ポイント
7位:ペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)/4776ポイント
8位:キキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)/4495ポイント
9位:セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)/3935ポイント
10位:ベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)/3848ポイント

(c)AFP