【10月12日 AFP】ネパール中部で、定員を上回る乗客を運んでいたバスが丘から転落し、少なくとも11人が死亡、108人が負傷した。当局が12日、明らかにした。

 ヒンズー教の祭り「ダサイン(Dashain)」を祝う乗客を運んでいたバスは、同国中部シンドパルチョーク(Sindhupalchowk)から隣接する首都カトマンズへ向かっていたところ、カーブでスリップし、50メートル超にわたって転落。

 地元当局者はAFPの取材に対し、「6人は即死し、5人が病院に搬送される途中や治療中に死亡した」と説明。負傷者は108人で、うち39人のみが治療のため入院していると明かした。

 この当局者はまた、「現在事故の原因を捜査中だ」と述べた。(c)AFP