【10月7日 AFP】19MLBは6日、プレーオフのナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)が行われ、6回に一挙7点のビッグイニングをつくったロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)が10-4でワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)に勝利し、シリーズ突破に王手をかけた。

 ドジャースは先発の柳賢振(Ryu Hyun-jin、リュ・ヒョンジン)が初回、フアン・ソト(Juan Soto)に2点本塁打を浴びて先行を許したが、5回のマックス・マンシー(Max Muncy)のソロ本塁打で1点を返して迎えた6回表に打線が爆発。まずはラッセル・マーティン(Russell Martin)の2点二塁打で逆転すると、代打のエンリケ・ヘルナンデス(Enrique Hernandez)にも2点二塁打が飛び出し、最後はジャスティン・ターナー(Justin Turner)が3点本塁打を放った。

 3年連続のワールドシリーズ進出を目指すドジャースは、これでシリーズの戦績を2勝1敗とし、突破した場合はアトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)かセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)とワールドシリーズ進出を懸けたリーグ優勝決定シリーズに臨む。

 この日はその両チームの対戦も行われ、9回に3点を奪ったブレーブスが3-1の勝利を収めた。こちらも戦績を2勝1敗とし、リーグ優勝決定シリーズまであと1勝に迫っている。(c)AFP