【10月3日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は2日、グループH第2節が各地で行われ、チェルシー(Chelsea)はウィリアン(Willian Borges da Silva)のゴールが決勝点となり、敵地でリール(Lille OSC)に2-1で勝利した。

 屋根が閉じたスタッド・ピエール・モーロワ(Stade Pierre Mauroy)に乗り込んだチェルシーは、タミー・アブラハム(Tammy Abraham)の今季公式戦8点目で先制するも、ヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)にゴールを決められ、同点に追いつかれた。

 それでも78分、この日がチェルシーでの300試合目の出場となったウィリアンが鮮やかなボレーシュートをたたきこみ、試合を決めた。

 22歳の誕生日をゴールで祝ったアブラハムは、英BTスポーツ(BT Sport)に対し「全体的に良い試合だった。ここで楽な試合はない。チームに拍手を送りたい。素晴らしいパフォーマンスだった」とコメントした。

 また、チェルシーのフランク・ランパード(Frank Lampard)監督は、「とてもプレーしづらい場所だ。屋根が閉まり、観客も奮い立っていた。特にカウンターのときの相手のスピードは誰の目にも明らかだったから、それに備えなくてはいけなかった。チームの内容はとても良かったと思う」と語った。

 2週間前に行われたバレンシア(Valencia CF)とのホームゲームを落としたチェルシーにとっては、これが今季のチャンピオンズリーグで初勝利。次節は、同日にアウェーでバレンシアを3-0で下し、2連勝でグループ首位をキープしたアヤックス(Ajax)と対戦する。(c)AFP/Andy SCOTT